iphoneで動画撮影1

iPhoneのカメラアプリは大量にあるんですが、動画撮影専用となるとさすがに数が少なくなります。写真カメラアプリに動画撮影モードがついていればそれでよいとも言えるんだけど、せっかく動画撮影のスペックもよくなってきてるんで動画に特化した専用アプリがもっと増えてくれたらいいのになと感じます。

ただ少々少なめに感じるとはいえ、動画に特化するだけあって動画専用アプリの中には濃い目なアプリがちらほらあったりはします。いくつか試した中で僕が今一番気に入ってるのはFilMicProです。

FiLMiC Pro 2.5.2(¥350)

カテゴリ: 写真/ビデオ, ソーシャルネットワーキング
現在の価格: ¥350(サイズ: 7.4 MB)
販売元: Cinegenix, LLC – Cinegenix, LLC
リリース日: 2011/05/15

App

ss1

 

このアプリの特徴を挙げていくと

・独自のエンコーダーを搭載している。

Apple標準のエンコードも使えますが(最大12Mbps)、このアプリは独自エンコーダーを搭載してるのが一番の特徴です。

”FilMicQuality”(最大16Mbps)

”FilMicExtreme”(最大24Mbps)

という2つのモードを別に持っています。ビットレートの違いから単純に画質は上がると考えてよいかと思いますが、一番クオリティの高いExtremeで撮影するとあっというまに容量を食っていくので注意が必要なのと、FilMicエンコーダーを使った撮影は30fpsでは撮影できない点も注意が必要です。このあたり動画品質を上げることを目指し、なおかつfpsは24を基準として考えているような、アプリの目指した方向性を明確に感じます。名前もFilMicだしフィルムでの撮影シミュレートを相当意識しているのかなと。

・カラーバーやカチンコ機能がついている。

これもやや専門的な機能ですね。カラーバーもカチンコもより厳密な時間管理と色管理に使用されるわけで、より本格的な撮影を想定した機能かと思います。そこまでするなら専用機材使うし、、ということも言えるけど、iPhoneでここまでやっちゃおう的な発想は逆にアマチュアリズムを刺激してくれるようなとこもあってその意気込みがすてきです。

・動画のFPSを選べる

iPhone動画を撮るのに通常は気にするようなとこではないと思いますがここもやたら細かく設定できます。

fpsとは”Frames Per Second” つまり秒間何フレーム使って動画を撮影するかを表すもので、例えば1fpsなら1秒間に1枚だけ撮影するのでほとんどスライドショーみたいになります。容量や動きのスムースさに関係しますが一般的なビデオ撮影なら30fpsが多いと思います。FilMicProは(一般的な30fpsも使えるけど)アプリとして映画と同じ24fpsで撮るというところを意識しているんだと思います。1~25まで1ずつ全てのfpsが使えるのはもうちょっとざっくりしててもよいのでは、とは思いますけど。

その他にもフレームガイドとして4:3や16:9の他に2.35:1が用意されていたりする点も見逃せないです。2.35:1はいわゆるシネスコ比率なのでこれもやはり映画を意識したフレームですね。super35というマットも用意されてますけどこれも映画の世界でのフレームの考え方を適用しています。

そんな本格志向なアプリなので当然フォーカスロック、露出のロックは備わっています。ホワイトバランスも固定できますね。

実は機能の種類だけでいうとalmostDSLRというカメラアプリのほうが豊富ですが、こちらはiphoneに一眼のレンズつけちゃおうぜ的な用途に向けて作られてるアプリで、方向性はだいぶ違うものかと思います。そっちの話も興味はあるんですがまた別の機会に。

FilMicProはきれいな絵が撮れてアプリの安定度もあるし、インターフェイスもスッキリしていています。ネタ的な面白さはないですが地味ながら本格志向なFilMicProは総合的に一番オススメしたい動画撮影アプリです。


1件のコメント

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。