水彩画風に加工できるWaterlogueの出来が良すぎる

WaterlogueというiPhoneアプリがtwitterのTLで話題になっていたので気になって試してみました。
写真加工系のアプリは食傷気味であまり手を出さないジャンルですが、TLで見た加工後の絵がやたらよく出来てるんでさすがに気になってきて、まあこの手のアプリは無料版があったりするだろうしと検索したら有料、しかも400円(2013年1/14時点)というそこそこのお値段。ちょっと試したいだけにこの値段は、、とためらったもののやはり気になって仕方ないので購入してしまいました。(自信のあるアプリをある程度の値段で売るというのは良いことだと思います。)

操作はシンプルで
・フォトライブラリからの読み込み/カメラで撮影/メモリにある画像をペースト、の3種類から元画像を用意
・加工タイプを12種類のプリセットから選ぶ
・ペイントの質を4段階で選ぶ(筆の大きさっぽくディテールの再現度が変わる)
・明るさを5段階で選ぶ
・枠のありなしを選ぶ
といった感じの流れ。1画面に収まってるのであまり迷うことなしです。
加工後はSNS系への投稿やメール、フォトライブラリへの保存が行えます。

waterlouge_ss
アプリ画面。上に写真、下にプリセットのスクロール。大体の操作は片手で可能。プリセットを選ぶ時画面のようにプレビューも出てくる。

ひと通りざっといじってみて良かった点

・水彩画風にする過程がやはりすごい

プリセットを選び画面が更新される様子を見てると、描線の抽出~明暗基準でポスタライズ~にじみや塗り残しなどつけながら色塗り~、という感じで何段階にわけてフィルターをかけてるような動作をしてるんですが、塗り残しやにじみの加減がやたらいい塩梅で、このあたりの調整具合がキモなのかなあという印象です。

・解像度高くてもいける

この手のアプリでたまにあるのが写真サイズがある程度のサイズに縮小変換されてしまうことなんですけど、このアプリは元写真の解像度のまま変換してくれます。大きいサイズで細部を見ても問題ないレベルなのはほんとすごい。

ちょっといまいちに感じた点

・プリセットの種類がわかりにくい
それぞれに変化はあるのだけど微妙な差のものが多い気がします。できればプリセットは5種類くらいにしてパラメータを多くして欲しかった。まあiPhoneアプリだとそういうのはしないほうがよいっていうのもわかるんだけど。

プリセットごとの違い

Painted in Waterlogue
左上から元写真、Natural,Bold,Luminous,It’sTechnical,Travelogue,Rainy,Illustration,Soaked,Shallow,ColorBloom,Fashionable,Blotted.

気に入ったプリセットをいくつか個別に(開くと原寸表示になります)

“元写真”

moto

なんの感慨も沸かない資料用のスナップ写真ですが…

“Natural”
Painted in Waterlogue
いきなり風情のある絵に。階段裏やドアノブあたりの明暗の割り切り方とか、正面を向いた壁のグラデーションのにじみ方なんかとても雰囲気出てると思います。

“Luminous”
Painted in Waterlogue
輝度を少し飛ばす感じで背景などに使い勝手がよさそう

“It’s Technical”
Painted in Waterlogue
描線は濃い目になり紙に薄く格子の線が引かれます。ペンでスケッチしたのに水彩でさっと塗った風。

“rainy”
Painted in Waterlogue
線は比較的ハッキリしてそこにぼやぼやの色を乗せた感じ。これはちょっとデジタル臭いかな?

“illustration”
Painted in Waterlogue
かすれが多くなりドライな質感。昔の印刷物っぽい。

その他サンプル
linetest
wl_sample01
wl_sample02
どうでしょう。一発ネタで終わらすにはもったいない出来栄え。
ぜひPhotoshopの水彩画フィルターのかわりにこれを入れてほしい。adobe,買え!

ついでにそのphotoshopに古くから搭載されてる水彩画フィルターも載せておきましょう。
photoshop_suisai
まあこれはこれで面白い効果も狙えるけど、水彩っぽさはあまりない。

ちなみにこのアプリを作ってるとこは他にもアプリが出てて丸い模様に変換するようなPercolatorというのとPopsicolorというのがあり、PopsicolorのほうはちょっとWaterlogueと似た感じっぽいので勢いでこちらも使ってみました。

Blue Agave & Tea
Watermelon & Blue Agave
こんな感じでツートンカラーで塗り分けできるのが特徴っぽいです。塗りがこちらも水彩風なんだけど、waterlogueのほうがにじみ方がきれいかなという感じ。あとインターフェイスがちょっと使いづらかった。

あと、ここのアプリメーカーの人が作ってるノードベースのNPRジェネレーターも出来が良さそうなので気になる。

Waterlogue
カテゴリ: 写真/ビデオ, ライフスタイル


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